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株式会社トレードワルツが物流ワーキンググループを発足 業務課題の解決と価値創出へ

株式会社トレードワルツが業界横断の新組織「物流ワーキンググループ」を立ち上げ

株式会社トレードワルツは2025年5月、貿易における物流実務に関する標準化・効率化を目指す機能改善および新サービス検討を目的として、総合物流事業者で構成される業界横断型の「物流ワーキンググループ」発足したと、2025年7月15日に発表しました。

トレードワルツが進める物流デジタル化の新展開

トレードワルツは、貿易情報連携プラットフォーム「TradeWaltz(トレードワルツ)」の開発・運用を手がける企業です。今回の物流WG発足は、港湾、通関、倉庫、輸送など、物流実務における多様な課題を可視化・効率化を目的としています。

物流ワーキングの議論では、物流事業者の現場フローにおける「使いづらさ」や「非対応領域」に対して、トレードワルツ側が仮説ベースで提示する機能案に対して、実務視点での必要性を精査します。これにより、TradeWaltzの現行機能の改善とともに、新たな物流向け機能・サービスの検討も行っていきます。

参加企業とその役割:業界横断的な標準化を目指す

物流WGには以下の5社が参画しており、それぞれの実務知見をもとに協議が行われています。

  • 株式会社上組

  • 株式会社日新

  • 株式会社フジトランスコーポレーション

  • 三井倉庫ホールディングス株式会社

  • 三菱倉庫株式会社

議論では、各社の業務プロセスに対して現場からのフィードバックを共有し、業務の標準化や情報連携の高度化に向けたアプローチが取られています。

国家戦略への貢献:貿易デジタル化10%目標を後押し

今回の物流WGの取り組みは、経済産業省が掲げる国家目標「令和10年度までに貿易取引の10%をデジタル化」にも寄与する施策として位置づけられています。

今後は、さらなる参加企業の拡大、機能拡張による横展開を視野に入れ、活動を継続する方針です。

参考サイト

・『物流実務に関わる業務課題の解決と価値創出を目指して 〜「物流ワーキンググループ」を発足〜